Spotify Engineering Cultureの整理 ver.5 -Motivate employees-

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アジャイルコーチであるHenrik Knibergさんの解説をyoutubeにしたSpotify Engineering Culture (by Henrik Kniberg)に感銘を受けて、自分の中での整理も込めて、トピック毎にまとめてみようと思います。

第5弾の今回は、Spotifyでの従業員のモチベーションについてです。

まず、下のキャプチャに記載されているように「Peoplw > *」ということがSpotifyには根付いています。「おれの同僚は素晴らしい!(My colleagues are awesome!)」とは、同僚のやった仕事が素晴らしいのであって、同僚そのものを素晴らしいと言っているのではないのです。エゴの無い職場環境で、新しくジョインした同僚にもver.3で触れたAutonomyを実践しており、その同僚が自ら解決策を見出すことを期待し、何をすればよいかは誰も教えてくれない。しかし、助けを求めれば、即座に応じてくれます。これは、前提として「同じボートに乗っている」ことへのリスペクトがあるからです。

何よりもそこで働く人(people)が重要であるという文化

Spotifyでは従業員のモチベーションに焦点をあてており、社内サーベイで91%の従業員が仕事に満足しており、4%が不満足であった場合、その状況を改善すべく行動を起こします。2006年から2013年の間、毎年従業員数は倍々に増え、2014年時点で従業員の数は1200以上、国籍も30以上になっていた頃です。そして、その行動の結果、その後半年で社内サーベイの数値は、91%から94%に向上しました。

次回は、SquadsとともにSpotify Engineering cultureで有名であるギルド(Guild)について紹介していきます。

Spotify Engineering Cultureについての目次になります。目次を参考に必要なところを探すのに役立てればと思います。

ver.1 「Agile > Scrum」
ver.2 「Autonomous Squads」
ver.3 「Alignment and Autonomy」
ver.4 「Communication between squads」
ver.5「Motivate employees

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youhei19880130
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Written by youhei19880130

CyberAgentに新卒で入社後、アドテク事業で事業開発からアドサーバーの実装を行い、インバウンド事業で起業後、ANAとの協業会社のCEOを務めてました。今はメインとしてグロービスでPMをしながら、静岡の商店街の活性化しております。

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