Spotify Engineering Cultureの整理 ver.1 -Agile > Scrum-
アジャイルコーチであるHenrik Knibergさんの解説をyoutubeにしたSpotify Engineering Culture (by Henrik Kniberg)に感銘を受けて、自分の中での整理も込めて、トピック毎にまとめてみようと思います。
第一弾の今回は、Spotifyの根幹をさせる考え方「Agile>Scrum」についてです。
まず、Spotifyの成功の一番の要因は「Agile Engineering Culture」ということです。Culture、つまり文化は目に見えないものですが、Spotifyでは全従業員がその文化に根付いている。このYoutubeの目的はその様子を解説することだと言っています。
Spotifyのリリースは2008年。もともとはScrumを実践する会社でした。それから企業の成長とともにチーム数は増えていく中で、Scrumのいくつかのプラクティスはうまく当てはまらなくなり、Sprint planning meetingやEstimation、Velocity、Burndownchartはオプショナルなものになっていきました。
そして、「Rules are a good start, then break them when needed.」と言うように、ScrumよりもAgile、PracticesよりもPrinciples、そして、Scrum masterではなくAgile coachを置くようにスイッチするように、MasterではなくServantを重視するように変わっていきました。
次回は、Spotifyと言えばのSquads(Autonomous Squads)の話です。
Spotify Engineering Cultureについての目次になります。目次を参考に必要なところを探すのに役立てればと思います。
ver.1 「Agile > Scrum」
ver.2 「Autonomous Squads」
ver.3 「Alignment and Autonomy」
ver.4 「Communication between squads」
ver.5「Motivate employees」